フリーランスに名刺は必要?その理由と記載すべき項目・ツールも紹介

名刺は初対面の相手に、自分を知ってもらう目的で活用されます。

会社組織に所属するビジネスマンにとって、名刺は必須であるといっても過言ではありません。

会社組織に所属しないフリーランスは、肩書がないケースも少なくないため、名刺の必要性を感じない方もいるでしょう。

「フリーランスの名刺に記載する内容がわからない……」
「フリーランスの名刺はどこで作れるのか知りたい」

このように思う方は少なくありません。

そこで本記事では、フリーランスに名刺が必要な理由と、記載すべき項目について解説します。

作り方やおすすめツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:【2025年最新】フリーランスエージェントおすすめ比較26選!外さない選び方も紹介

フリーランスでも名刺が必要な4つの理由

フリーランスに名刺は必要ないと思う方もいるでしょう。

しかし、名刺を作るメリットがある以上、持っておいて損はありません。

フリーランスに名刺が必要な理由を4つ紹介します。

  1. ビジネスマナーとして名刺交換が必要になる場合がある
  2. 初対面の相手に安心感を与えられる
  3. 自己紹介代わりになる
  4. 将来の案件獲得につながる可能性がある

ビジネスマナーとして名刺交換が必要になる場合がある

ビジネスシーンでは、マナーとして名刺交換が必要になる場合があります。

クライアントがビジネスマナーを重んじる人だった場合、名刺がないことでネガティブな印象を持たれかねません。 

名刺があれば、ビジネスマナーが求められるシーンにもスマートに対応できるでしょう。

初対面の相手に安心感を与えられる

名刺の活用には、初対面の相手に自分を理解してもらう目的があります。

フリーランスは後ろ盾となる組織がないため、実績を証明するのが難しい場合もあります。

実績を確認できなければ、仕事を依頼していいか迷うこともあるでしょう。

そこで、名刺にポートフォリオを記載すれば、初対面の相手に安心感を与えられます。

自己紹介代わりになる

名刺は自己紹介代わりになるため、自己紹介の時間を省略できるのもメリットです。

自己紹介が長くなれば、相手の貴重な時間を奪いかねません。

名刺で自己紹介ができれば、すぐ本題に入れるので時間を有効活用できます。

将来の案件獲得につながる可能性がある

クライアントと顔合わせをしても、時間が経過すれば忘れられてしまうこともあります。

しかし、名刺があれば思い出してもらえるでしょう。

名刺は、将来の案件獲得につながる可能性があるので、持っておいて損はありません。

フリーランスの名刺に記載すべき9つの項目

フリーランスと一口にいっても、ワークスタイルはさまざまです。

名刺を作成する際に何を記載していいか迷うこともあるでしょう。

ここでは、フリーランスの名刺に記載すべき項目を紹介します。

  1. 氏名
  2. 屋号・ロゴ
  3. 肩書
  4. 電話番号
  5. 住所
  6. メールアドレス
  7. WebサイトURL
  8. SNSアカウント
  9. 実績

1.氏名

氏名は、他の項目より文字を大きくして、インパクトを与えることも大切です。

難しい漢字の場合は、ふりがなやローマ字の記載も追加しておくといいでしょう。

2.屋号・ロゴ

屋号やロゴは、氏名の上に記載します。

店舗名や事務所名があれば、屋号として記載してください。

ただし、屋号やロゴがない場合は、記載しなくても問題ありません。

3.肩書

フリーランスが肩書を使用する際は、いくつか注意点があります。

「代表取締役」は、会社法によりフリーランスは使用できません。

「代表」「代表者」であれば会社法に触れないので使用できます。

店舗やECサイトを経営しているなら「店長」、事務所を構えているなら「所長」と記載しましょう。

「コンサルタント」や「アドバイザー」などの役割は、肩書として記載しても問題ありません。

業務内容が伝わりやすいというメリットもあります。

4.電話番号

電話番号は、固定電話と携帯電話がある場合は両方記載します。

自宅兼オフィスとして、固定電話をプライベートでも使用している場合は、携帯電話だけでも構いません。

固定電話は仕事用で、携帯電話をプライベートでも使用している場合は、緊急連絡先にしておくといいでしょう。

ただし、プライバシーの観点から電話番号を知られたくない場合は、無理に記載する必要はありません。

5.住所

フリーランスの場合、住所を記載するのに抵抗がある方は少なくありません。

無理に記載する必要はありませんが、信頼度を高めたいなら記載すべきでしょう。

自宅の住所を公開したくない場合は、レンタルオフィスやコワーキングスペースでも問題ありません。

6.メールアドレス

メールアドレスは、必ず記載してください。

時間を気にせず都合の良いタイミングで送信できるため、ビジネスシーンでは大いに活用できるからです。

ただし、無料メールよりも独自ドメインの方が望ましいでしょう。

7.WebサイトURL

Webサイトがあれば、URLも記載しましょう。

名刺では伝えられる情報が限られますが、Webサイトなら多くの情報を伝えられます

スペースの都合や見た目が気になるなら、QRコードで記載する方法もあります。

7.SNSアカウント

SNSアカウントも記載したい項目です。

SNSはアクセスしやすく、連絡ツールとしても活用できます。

名刺を見てSNSにアクセスして、問い合わせや案件の依頼がくるケースは少なくありません。

ただし、プライベート用とビジネス用は使い分けてください。

8.実績

クライアントに信用してもらうには、実績を見てもらうのが有効です。

ただし、名刺はスペースが限られるので、ポートフォリオのURLを記載するといいでしょう。

SNSアカウントやポートフォリオURLにも、QRコードを活用できます。

フリーランスが名刺を作成する方法3選

企業に所属する会社員であれば、名刺は会社が用意します。

しかし、フリーランスは名刺を自分で用意しなくてはなりません。

フリーランスが名刺を作成する方法は、大きく3つあります。

  1. ツールやアプリで自作する
  2. 名刺作成サービスを利用する
  3. クラウドソーシングで依頼する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ツールやアプリで自作する

まず、ツールやアプリを使って自作する方法があります。

パソコンやプリンターが必要ですが、インターネット上のテンプレートを利用すれば、作成コストをおさえられるのもメリットです。

なお、ExcelやWordの名刺テンプレートを使って自作する選択肢もあります。

名刺作成サービスを利用する

クオリティにこだわりたい方や自作する時間がない方は、名刺作成サービスを利用する選択肢があります。

費用はかかりますが、テンプレートの種類は豊富です。他にはないオリジナルデザインの名刺も作れます。

ただし、完成までに時間がかかる場合があるので、納期を確認しておくといいでしょう。

クラウドソーシングで依頼する

クラウドソーシングで依頼する方法もあります。

フリーランスで活動するデザイナーに依頼するので、業者に依頼するよりコストをおさえられる場合があります。

ただし、制作費用や対応可能な範囲はそれぞれ異なるのが留意点です。

フリーランスの名刺作成ツール7選

フリーランスが名刺を作成する際におすすめツールを7つ紹介します。

  1. ラクスル
  2. Canva
  3. BiziCard
  4. 名刺工芸アンドユー
  5. ラベル屋さん
  6. らくちんプリント3.0
  7. マヒトデザイン

ラクスル|豊富なデザインから選べる

運営会社ラクスル株式会社
料金(税込)無料テンプレート:0円
通常サイズ:100枚499円~
欧米サイズ:100枚645円~
小型サイズ:100枚645円~
無料テンプレート
公式サイト https://raksul.com/

おすすめポイント

  • 無料デザインが充実
  • 印刷サンプルで質感を確認できる
  • テンプレート一覧から選ぶだけ

ラクスルは、名刺の他にもチラシやカタログ、パンフレットやハガキまで、幅広い印刷物に対応しています。

名刺は無料テンプレートも充実しており、通常サイズでも格安で作成できるのがメリットです。

仕上がりが気になる場合は、印刷サンプルを無料で取り寄せられます。

万一、仕上がりに満足できない場合は、即再印刷や返金にも対応しているので安心でしょう。

Canva|プロのデザインを共有できる

運営会社Canva Pty, Ltd
料金(税込)料金 Canva無料:0円
Canvaプロ:11,800円/年
Canvaチーム:9,000円/年
Canvaエンタープライズ:要問い合わせ

日本サイズの名刺(横・縦):50点1,700円~
角丸名刺(横・縦):50点2,100円~
欧米サイズの名刺(横・縦):50点2,700円~
無料テンプレート
公式サイトhttps://www.canva.com/ja_jp/

おすすめポイント

  • オリジナル名刺を簡単に作成できる
  • 名刺デザインに必要な機能を集約
  • 好きな種類を選べる

Canvaは、プロのデザインを共有してクオリティの高い名刺を作成できるサービスです。

名刺作成に必要な機能が集約されているので、初めてでも簡単に作成できます。

用紙やサイズなど好きな種類を選べる他、無料から試せるのも嬉しいポイントです。

BiziCard|コンビニで印刷できる

運営会社株式会社ビジカ
料金(税込)料金 L判:1枚60円
2L判:1枚160円
A4光沢紙:1枚:400円
無料テンプレート
公式サイトhttps://www.bizicard.net/service/

おすすめポイント

  • 好きな写真を使える
  • 高画質にプリントアウトできる
  • 簡単に作成できる

BiziCardは、デザインした名刺をコンビニで印刷できるサービスです。

好きな写真を使えて、高画質にプリントできます。

テンプレートはあらかじめ登録されているので、好きなデザインを選ぶだけです。テンプレートは随時更新されるため、デザインを変えて使い分けもできます。

なお、印刷できるのは、ファミリーマート・ローソン・ミニストップのみです。

名刺工芸アンドユー|通販で名刺を購入できる

運営会社株式会社アンドユー
料金(税込)片面白黒:20枚1,130円~
片面カラー20枚1,890円~
両面白黒:20枚1,560円~
両面カラー:2,630円~
無料テンプレート
公式サイトhttps://www.you-meishi.com/

おすすめポイント

  • デザインカテゴリが豊富
  • 再注文が簡単
  • 持ち込みデザインにも対応

名刺工芸アンドユーは、木やアクリルなど紙以外の素材にレーザー刻印を施した個性的な名刺を作成できます。

もちろん、オーソドックスな紙の名刺も扱っており、13時までに決済が完了すれば、最短で当日出荷も可能。一度注文すれば、再注文もスムーズです

なお、持ち込みデザインにも対応しています。

ラベル屋さん|1枚から印刷できる

運営会社スリーエム ジャパン株式会社
料金無料
無料テンプレート
公式サイトhttps://www.labelyasan.com/

おすすめポイント

  • インストール不要
  • 直感的操作で使いやすい
  • 5,000点以上のテンプレート

ラベル屋さんは、インストール不要で1枚から印刷できます。

直感的な操作で使いやすく、5,000点以上のテンプレートから好きなデザインを選ぶだけでOKです。

用紙はエーワン製品専用ですが、ネット通販や家電量販店などから購入できます。

らくちんプリント3.0|無料で使える

運営会社エレコム株式会社
料金無料
無料テンプレート
公式サイトhttps://www.elecom.co.jp/rakupuri/

おすすめポイント

  • パソコンにインストールすればすぐに使える
  • インストール不要のWeb版にも対応
  • おしゃれな素材が3,000点以上

らくちんプリント3.0は、パソコンにインストールすればすぐに使えます。

全て無料で利用できる他、インストール不要のWeb版があるのも嬉しいポイントです。

3,000点以上の素材が用意されており、自宅でプリントするだけで名刺を作成できます。

マヒトデザイン|オンラインで名刺を印刷できる

運営会社株式会社 マヒト
料金(税込)上質紙・モノクロ・片面印刷:100枚165円~
上質紙・カラー・片面印刷:100枚407円~
上質紙・モノクロ・カラー・両面印刷:100枚451円~
無料テンプレート
公式サイトhttps://mhtdesign.net/

おすすめポイント

  • 小ロットや少部数印刷にも対応
  • 安心の生産体制と設備を整備
  • 目的に合わせて印刷サービスを選べる

マヒトデザインは、オンラインで名刺を印刷できるサービスです。

既存の名刺をそのまま印刷したり、後から編集したりすることもできます。

最小100部から対応しており、目的に合ったプランを選べるのも魅力です。

フリーランスが名刺を作成する際の注意点

フリーランスはワークスタイルに違いがあるため、名刺を作成する際は以下の3点をおさえておく必要があります。

  1. 複数パターン作成しておく
  2. 肩書のルールを守る
  3. デジタル名刺も用意しておく

複数パターン作成しておく

フリーランスの名刺は自由にデザインできますが、シーンによって向き不向きがあるので注意が必要です。

おしゃれなデザインはインパクトに残りやすい反面、クライアントによっては失礼になる場合があります。

クライアントによって使い分けられるように、複数パターン作成しておくといいでしょう。

肩書のルールを守る

肩書のルールを守ることも大切です。

前述の通り、会社法によりフリーランスは「代表取締役」の肩書を使用できません。

万が一、記載した場合は、虚偽記載になるため、クライアントからの信頼を失う恐れがあります。

肩書のルールを守り、正しく記載してください。

デジタル名刺も用意しておく

デジタル名刺も用意しておくといいでしょう。

近年オンライン会議を導入する企業が増えています。

名刺があっても、オンライン会議では交換できません。

そこでデジタル名刺を用意すれば、オンライン会議でもスムーズに名刺を渡せます

フリーランスの名刺に関するよくある質問

では最後に、フリーランスの名刺に関して、よくある質問と回答を紹介します。

フリーランスでも名刺は絶対に必要ですか?

絶対ではないものの、名刺があると人脈を広げられる可能性があります。

たとえば、セミナーやイベントに参加すれば、多くの人に名刺を渡せます。

すぐに人脈が増えないとしても、いつか役に立つときが来るかもしれません。

人脈を広げたいと思っているなら、名刺は必須でしょう。

ビジネスネームで名刺を作っても問題ないですか ?

本名や住所を公開したくない理由があるなら、ビジネスネームで名刺を作っても問題ありません

連絡先として、ビジネス用のSNSアカウントも記載しておくといいでしょう。

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まとめ:フリーランスでも名刺を作成してビジネスチャンスを広げよう

フリーランスに名刺は必要ないと思う方は少なくないでしょう。

しかし、名刺を持っていれば、案件の獲得や人脈が広がる可能性があります。

ツールやアプリなら簡単に自作できるので、コストも最低限で済むでしょう。

クオリティを重視したいなら、業者やクラウドソーシングで依頼するのもおすすめです。

本記事で紹介した情報を参考にしながら、フリーランスの名刺を作成してビジネスチャンスを広げてください。