【2025年版】Ruby on Railsでできることまとめ|将来性や稼げる理由も解説

Ruby on rails(ルビーオンレイルズ)は、Rubyによる開発を効率化できるフレームワークです。ECサイトやWebサイト、アプリケーションなどさまざまな領域の開発で採用されています。

これからエンジニアを目指したい、あるいは新たに技術を身につけようと考えている場合、Ruby on railsについて次のように気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • Ruby on railsは何ができるの?
  • Ruby on railsでできないことは?
  • Ruby on railsをこれから習得するのに意味はある?

本記事では、Ruby on railsで何ができるのかをふまえ、Ruby on railsの活用事例やや習得がおすすめの理由などをご紹介します。

 Ruby on railsとは

Ruby on railsとは、Webアプリケーション開発を効率的に行うためのフレームワークです。フレームワークがあれば1からコードを記述する必要なく、必要なコードを追記するだけで効率的に開発できます。

Ruby on railsは、以下のような理由から注目を集めるフレームワークです。

日本生まれの言語「Ruby」のフレームワークであるため学習しやすい日本語の情報が多く、開発中の疑問やミスも解決しやすい記述コードが少なく開発コストを抑え、効率的に開発を進められる

Rubyとの違い

Rubyは、プログラミング言語の一つです。対して、Ruby on railsは、Rubyの開発を効率的に進めるためのフレームワークです。Ruby on railsはRubyの開発を効率化するためのツールであり、それ単体では開発できません。

【Rubyで作られたアプリケーションやサービス 例】

クックパッドX(旧Twitter)GitHubクラウドワークスAirbnbWantedlyhulu など

 Ruby on railsでできる5つのこと

Ruby on railsでできることは、以下のように多岐にわたります。

ECサイトの構築Webサイトの構築Webアプリケーションの開発業務システムの開発Webスクレイピングの実装

ここでは。Ruby on railsでできる5つのことをご紹介します。

① ECサイトの構築

ECサイトは機能が多く、複雑なWebページです。ECサイトには、以下のようなさまざまな機能の実装が必要です。

  • ログイン機能
  • 決済機能
  • カート機能 など

そんな複雑なECサイトも、Ruby on railsの専用パッケージを利用すれば、開発期間を大幅に短縮できます。

② Webサイトの構築

Ruby on railsを利用すれば、以下のようなさまざまなWebサイトの構築が可能です。

コーポレートサイトブランドサイトブログオウンドメディア

自由度が高い独自のCMSも作成できるため、自社に必要な機能を実装したWebサイトも構築できます。

③ Webアプリケーションの開発

SNSをはじめとした、Webアプリケーションの開発もRuby on railsが得意とする領域です。以下のような国内外の多くのWebアプリケーションには、Ruby on railsが利用されています。

クックパッドGitHubクラウドワークス食べログAirbnbGunosy(グノシー) など

④ 業務システムの開発

以下のような社内の業務システムの多くは、Ruby on railsで開発されています。

給与計算システム勤怠管理システム入退室管理システムスケジュール共有システム など

Ruby on railsを使えば、自社独自の機能を手軽に実装できます。社内エンジニアがRuby on railsを利用できることで、より使いやすい業務システムの構築が可能です。

 ⑤Webスクレイピングの実装

Ruby on railsでは、Webスクレイピングも実装できます。

Webスクレイピングとは、外部サイトから情報を収集し、データベースに保存したり、Webサイトに表示したりできる機能です。うまく活用することで、業務の自動化が可能です。

たとえば、マーケティング領域では、競合他社やSNSなどから新着情報や製品・サービスに関する情報を自動で取得し、市場動向を把握するための分析に活用できます。

 Ruby on railsが向かない領域

多様な開発ができるRuby on railsですが、以下のような領域には不向きです。

AI、機械学習統計解析3Dゲーム開発スマートフォンアプリ開発

高速処理や大規模データを扱う分野は、Ruby on railsのパフォーマンスだと不十分です。

またRuby on railsでは、スマホアプリの開発ができないわけではありません。ネイティブ言語であるSwiftやKotlin、クロスプラットフォーム対応のFlutterなどの方が適しています。

そして、Ruby on railsは実行速度が遅いため、大人数で対応する必要のある大規模な開発にも向きません。

 Ruby on railsの習得がおすすめな理由

エンジニアにRuby on railsの習得がおすすめな理由をご紹介します。Ruby on railsを習得するか迷っている場合には、この点もふまえて検討してみてください。

 学習しやすい

Ruby on railsのベースとなる言語「Ruby」は、日本発祥のプログラミング言語です。日本語の参考文献が多く、教材が豊富なため、初心者にも取り組みやすい点はおすすめの理由の一つです。

Ruby on railsはRubyをベースにしたフレームワークであるため、同様に学習しやすさがあります。

 開発しやすい

Ruby on railsを習得すれば、少ないコード記述でアプリケーションやサービスを開発できます。

記述ルールが厳格に定められているため、決められた記述ルールさえ覚えれば汎用性が高いフレームワークです。

実践しやすく、アプリケーションやサービスの開発工数を大幅に短縮できます。

 需要が高い

Rubyの開発需要は高く、案件も豊富です。さらに、その需要の高さから報酬も高い傾向にあります。

Ruby on railsを扱えれば、開発工数を短縮できるなど、クライアントにもメリットを提供できます。

学習しやすく、さらには需要が高いため、収益化しやすい点でもおすすめです。

 Ruby on railsの将来性

結論、Ruby on railsの将来性は高いといえます。その理由は、以下のとおりです。

ベンチャー企業、スタートアップに人気があるライブラリが豊富汎用性が高い

Ruby on railsを利用することで、Rubyによる開発工数を大幅に短縮できます。こうした理由から、Ruby on railsはスピード感を重視するベンチャー企業やスタートアップには依然として高い人気があります。

くわえて、Webアプリケーションやサービスの新規参入は今後も続いていくため、Ruby on railsの需要も衰えないと考えられるでしょう。

実際に、Rubyエンジニアは高年収・高単価を提示されることも多く、その点からも需要の高さがうかがえます。

 Ruby on railsの懸念点

一方で、Ruby on railsは「オワコン」という声が聞かれることもあります。しかし、Rubyの需要は依然として高いことから、Ruby on railsはオワコンではないといえます。

しかし、他の言語やフレームワークと比べて、以下のような点に懸念があります。

処理速度が遅い保守管理の手間がかかるPHPやJavaScriptに比べると市場シェアが少ないデータサイエンスの分野に適さない

とくに懸念されるポイントは、Rubyがデータサイエンスの分野を苦手とする点です。近年、AI分野の成長により、Pythonのシェアが拡大傾向にあります。ITエンジニアを目指す場合は、RubyやRuby on railsよりもPythonやRの技術習得がおすすめです。

とはいえ、Ruby on railsならではのメリットがあり、開発言語やフレームワークには適材適所があるため、Ruby on railsがオワコンというわけではありません。

 Ruby on railsの学習方法

Ruby on railsを学習するには、まずRubyの基礎習得から始めます。Ruby on railsはRuby開発のフレームワークであるため、まずはRubyの知識を学ぶ必要があります。

学習方法には、主に以下3つの選択肢があります。

勉強方法おすすめの人
書籍プログラミングに慣れている人
オンラインサービス(YouTube、学習サイトなど)まずは無料で学習したい人
プログラミングスクール効率的に学習したい人

Rubyが日本発祥の言語ということもあり、Ruby on railsに関する学習コンテンツは豊富にあります。すでにエンジニアとして働いている人なら、オンラインサービスのみで習得できる可能性も高いでしょう。

エンジニア未経験でRuby on railsから始めたいという場合には、プログラミングスクールもおすすめです。費用や自分に合った学習スタイルをふまえ、最適な学習方法を選んでみてください。

 Ruby on railsでできることは幅広い!

Ruby on railsは、RubyによるWebサイトやアプリケーションなどの開発に利用できるフレームワークです。Rubyは、国内外の多くのアプリケーションやサービスの開発に使われています。Ruby on railsを利用すれば効率的な開発が可能なため、スピード感を重視した企業から人気が高く、案件も多数存在します。

Ruby on railsが扱えれば、さまざまなアプリケーションやサービスを短期間で開発することが可能です。新規サービスをスピーディーに開発したいという企業も多く、今後も需要の高さに期待できるため、エンジニアがRuby on railsの技術を身につけておくことはおすすめです。