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AWSは、日本のみならず世界中の企業で使用されている、世界最大規模のクラウドサービスです。
AWS認定資格を保有していれば、AWSに関する高い知識を持つ証明になります。
しかし、AWS認定資格にはランクがあり、それぞれ難易度が異なるため計画的に取得する必要があります。
とはいえ、AWS認定資格は10種類あるため、何から手を付けていいかわからない方もいるでしょう。
そこで本記事では、10種類のAWS認定資格について、難易度や注意点について解説します。
取得するメリットや学習方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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Contents
AWS認定資格とは ?

AWS(Amazon Web Services)認定資格とは、Amazonが提供するクラウドサービスに関する知識を証明する資格です。
AWSは世界中の企業で使用されており、近年日本の企業でも導入されるようになったことを受け、AWS認定資格も注目されるようになりました。
AWSを扱うには、知識だけでなく技術的なスキルも求められます。
また、AWS認定資格にはランクがあり難易度もそれぞれ異なるのが留意点です。
なお、AWS認定資格試験を受けるには「Amazonアカウント」が必要です。
アカウント取得後、AWS公式サイトから「AWS認定アカウント」を取得すれば、各試験に申し込めます。
難易度別!AWS認定資格一覧

AWS認定資格を難易度別に以下の表にまとめます。
| カテゴリ | 資格名 | 難易度 | 対象 |
|---|---|---|---|
| FOUNDATIONAL (基礎レベル) | Cloud Practitioner | 易・入門編 | 初心者 |
| ASSOCIATE | Solutions Architect (Associate) | 中・初心者向け | 初級SE・コンサルタント |
| SysOps Administrator | 中・初心者向け | 初級システム運用エンジニア | |
| Developer | 中・初心者向け | 初級開発エンジニア | |
| Data Engineer | 中・初心者向け | データエンジニア | |
| PROFESSIONAL | Solutions Architect (Professional) | 高・中級者向け | 中級アーキテクト |
| DevOps Engineer | 高・中級者向け | 中級システム運用エンジニア | |
| SPECIALTY | Advanced Networking | 高・上級者向け | 上級エンジニア |
| Machine Learning | 高・上級者向け | 上級AIエンジニア データサイエンティスト | |
| Certified Security | 高・上級者向け | セキュリティエンジニア |
AWS認定資格(難易度:易)の試験内容・合格ライン

FOUNDATIONAL(基礎レベル)は「Cloud Practitionerm」(クラウドプラクティショナー)の1種類のみで、AWS認定資格の入門編となる難易度易の試験です。
Cloud Practitioner
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 90分 | 700点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 15,000円 |
Cloud Practitionerは、AWSの基礎知識を証明できる資格です。
難易度は低いので、開発経験がない初心者でも1ヶ月程度勉強すれば、合格を目指せるでしょう。
出題範囲は、セキュリティ・テクノロジー・クラウドの概念・請求と料金などです。
AWS認定資格(難易度:中)の試験内容・合格ライン

AWS認定資格の「ASSOCIATE」は、AWSの基礎知識の他、1年程度の使用経験を前提に、4種類で構成されています。
それぞれ内容と合格ラインを紹介します。
- Solutions Architect(Associate)
- SysOps Administrator
- Developer
- Data Engineer
Solutions Architect(Associate)
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 130分 | 720点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 20,000円 |
Solutions Architect Associate(ソリューションアーキテクトアソシエイト)は、初級SEや初級コンサルタント向けの資格です。
基礎知識に加えて、データベースからネットワークまで、幅広い分野の知識が求められます。
難易度はさほど高くないものの、幅広い知識が求められるため、最低でも2~3ヶ月の勉強期間が必要になるでしょう。
SysOps Administrator
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 130分 | 720点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 20,000円 |
SysOps Administrator(シスオプスアドミニストレーター)は、1年以上の開発や運用経験がある初級システム運用エンジニアを対象としています。
データ管理や分析、セキュリティなどの分野から出題されるため、難易度は低くても100時間程度の学習が必要です。
Developer
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 130分 | 720点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 20,000円 |
Developer(デベロッパー)は、1年以上のアプリ開発経験がある、初級開発エンジニアを対象としています。
出題範囲は、AWSサービスを使用した開発やセキュリティ、モニタリングとトラブルシューティングなどの他、クラウドに関する分野も含まれます。
720点以上の合格ラインに届くには、100時間程度の学習時間が必要になるでしょう。
Data Engineer
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 130分 | 720点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 20,000円 |
Data Engineer(データエンジニア)は、2024年に新設された資格で、AWS使用経験1年以上のデータエンジニアが対象です。
難易度は中でも、取り込みと変換・管理・運用とサポートまで、幅広い範囲から出題されるため、30時間程度の学習が必要です。
AWS認定資格(難易度:高)の試験内容・合格ライン

「PROFESSIONAL」は、AWSに関する知識と経験の他、2年以上の実務経験がある人を対象に構成されています。
それぞれの試験内容と合格ラインを見ていきましょう。
- Solutions Architect(Professional)
- DevOps Engineer
Solutions Architect(Professional)
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 180分 | 750点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 75問 | 40,000円 |
Professional カテゴリのSolutions Architect(ソリューションアーキテクト)は、アーキテクトの上位資格です。
設計・移行・管理・改善まで、クラウドシステムに関する幅広い領域から出題されます。
合格ラインの750点に達するには、2年以上の実務経験で培った知識の他、50~100時間前後の学習が求められるでしょう。
DevOps Engineer
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 180分 | 750点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 75問 | 40,000円 |
DevOps Engineer(デブオプスエンジニア)は、中級システム運用エンジニア向けの資格です。
出題範囲は、SDLCの自動化・監視とロギング・ポリシーと標準の自動化などですが、開発と運用両方の経験を前提に構成されています。
合格ラインに届くには、実務経験での知識に加えて、50~80時間程度の学習が必要になるでしょう。
AWS認定資格(難易度:高)の試験内容・合格ライン

AWS認定資格試験では、最高難易度となるSPECIALTY3は、2年以上のAWS使用経験と、専門分野で5年以上の実務経験がある人が対象です。それぞれの試験内容と合格ラインを見ていきましょう。
- Advanced Networking
- Machine Learning
- Certified Security
Advanced Networking
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 170分 | 750点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 40,000円 |
Advanced Networking(アドバンスドネットワーキング)は、ネットワーク構築から運用まで、高い知識を持つ上級エンジニアを対象にしています。
データベース設計・管理・運用・セキュリティまで幅広い領域から出題されるのも特徴です。
試験では、AWSに特化した専門的知識が問われるので、知識の掘り下げも必要になるでしょう。
Machine Learning
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 180分 | 750点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 40,000円 |
Machine Learning(マシンラーニング)は、上級AIエンジニアやデータサイエンティストを対象にしています。
出題範囲は、機械学習の設計と運用・モデリング・デプロイなどです。
モデリングは、技術的な内容も含まれるため、しっかりとした対策が求められます。
Certified Security
| 試験時間 | 合格ライン | 受験方法 | 試験形式 | 問題数 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 170分 | 750点以上 | ・テストセンター ・オンライン | 複数選択 複数応答のいずれか | 65問 | 40,000円 |
Certified Security(サーティファイドセキュリティ)は、最低2年の実務経験を持つセキュリティエンジニア向けの資格です。
インデント対応・ログ収集と監視・IDとアクセス管理など、システムに関する幅広い領域から出題されます。
難易度は高いものの資格を取得すれば、AWSシステム全般に関する高い知識を証明できるでしょう。
AWS認定資格を取得する3つのメリット

AWS認定資格を取得するとどのようなメリットがあるのかを紹介します。
- 常に最新情報をキャッチアップできる
- 専門知識を客観的に証明できる
- キャリアアップが期待できる
常に最新情報をキャッチアップできる
AWS資格は一度取得すれば生涯有効ではありません。
有効期限があり、常にアップデートされているのも特徴です。
IT市場は拡大し続ける一方で、変動が激しい傾向にあります。
次々に登場する新しい技術やトレンドに対応するには、情報のキャッチアップが欠かせません。
AWS資格取得を保有し続ければ、常に最新情報をキャッチアップできます。
専門知識を客観的に証明できる
専門知識を客観的に証明できるのもメリットです。
AWS資格はカテゴリごとに難易度は異なるものの、ランクが上がるほど取得へのハードルも上がります。
AWSは多くの企業で導入されているため、資格で専門的知識を客観的に証明できれば、就職や転職で有利になるでしょう。
キャリアアップが期待できる
クラウドエンジニアの需要が高まる一方で、IT業界では人材不足の課題を抱えているのも事実です。
AWS認定資格を取得していれば、即戦力になるとアピールできます。
企業が求める人材像にマッチすれば、好条件で採用される可能性があります。
資格を武器にキャリアアップも期待できるでしょう。
AWS認定資格の注意点

AWS認定資格試験には、有効期間と学習ステップの注意点があります。
それぞれ注意点を見ていきましょう。
有効期間がある
AWS認定資格には、3年の有効期限が設定されています。
有効期限を設定する理由は、進化し続ける技術に対応するためです。
有効期限が切れると無効になるため、期間内に再試験を受ける必要があります。
なお、再試験を受けるにも費用がかかるのが留意点です。
ただし、AWS認定アカウントを取得していれば、50%割引クーポンを利用できます。
ロードマップに沿って学習する
AWS認定資格は、ロードマップに沿って学習するのが効率的です。
AWS認定資格にはランクがあり、難易度の高い資格を保有していれば、自身の知識やスキルを客観的に証明できます。
ただし、初心者がいきなり上級エンジニア向けの資格を目指すのは現実的ではありません。
自身の知識やスキルに合わせて、難易度の低いものから取得してください。
分野ごとに資格があるので、徐々にステップアップすれば分野に特化できるメリットもあります。
AWS認定資格試験の学習方法

では最後に、AWS認定資格試験の学習方法を4つ紹介します。
- 参考書や問題集で学ぶ
- 公式オンライントレーニングで学ぶ
- AWS認定試験トレーニングを活用する
- AWSサービスを利用する
参考書や問題集で学ぶ
まず、試験の全体像を把握するために、参考書や問題集で学びましょう。
参考書にはさまざまな情報が集約されているので、自身の知識を増やせます。
問題集は試験の概要を把握できるのもメリットです。
自身の知識や受ける試験に合わせて、最適と思えるものを見極めてください。
公式オンライントレーニングで学ぶ
AWSが提供している、公式オンライントレーニングを活用するのもおすすめです。
試験別に10~40分前後の動画で学習できます。
AWS認定アカウントがある受験予定者なら、無料で受講できるのもポイントです。
なお、日本語クラスを受講する場合は、言語選択で日本語を選ぶ必要があります。
AWS認定試験トレーニングを活用する
AWS認定試験トレーニングを活用する選択肢もあります。
オンライン講座を受講できるサービスを利用すれば、自分のペースで学べるのもメリットです。
費用がかかりますが、マンツーマン指導を受けられる他、試験に役立つ有益な情報を入手できる場合もあります。
AWSサービスを利用する
AWSが提供しているサービスを利用すれば、より多くの情報を収集できます。
英語で提供されるものもありますが、翻訳機能で意味は理解できるでしょう。
AWS認定アカウントを持っていれば、無料で利用できるのも嬉しいポイントです。

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まとめ:AWS認定資格はロードマップ作成して計画的に取得しよう

AWSは、日本のみならず世界中で使用されている世界規模のクラウドサービスです。
AWS認定資格は、自身のスキルを客観的に証明できます。
導入する企業が多い反面、ITエンジニア不足の傾向があります。
AWS認定資格でスキルを証明できれば、就職や転職に有利になるでしょう。
AWS認定資格を強みにすれば、キャリアアップも目指せます。
本記事で紹介した情報を参考にしながら、ロードマップに沿って、計画的にAWS認定資格を取得してください。



